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男女平等教育の功罪

ご訪問、ありがとうございます。

私は1968年生まれですが、記憶にある限り学校教育では「男女平等」
の精神をみっちりたたきこまれて育ちました。

でも実際、家庭レベルでは「お父さんは外でお仕事、お母さんは家で家事育児」
というようにどこの家庭も似たりよったりでした。
「鍵っ子」という言葉もありました。
もう完全なる死後ですね(笑)

「鍵っ子」とは、お母さんがそれと反してフルタイムに近い状態で働いており、
小学生が家に帰宅する時間に不在な為、要するに「かわいそうな子」
の代名詞のように扱われていたのです。
女性が農業や教師、公務員とは別に、外で働くことがまだまだ珍しく、職種も限られていました。
外で働くということは=「結婚前の腰掛け」に過ぎないという考え方が社会全体に蔓延
していました。

ちょうど、都市化、核家族化が急速に進んだ時期でした。
世の中は高度経済成長期、お父さんたちは会社で懸命に働いて、専業主婦のお母さんが
家庭を支えるという構図が出来上がっていました。
子供たちの手がかからなくなる頃にやっと、教育費稼ぎのためにパートに出て
家計を支える、つまり家事育児に支障のない範囲で再び社会と関わり始めます。
この現象は、現在にしっかり根付いています。

それでも学校教育ではあくまで「男女平等」であって、女性も男性も同じように
「将来の夢」をもつよう促され、高校生になれば「進路」をどうするか?真剣に考え、
私は、その時点でまったく進路について思い浮かばなかった為、大学に行ってから考えよう。
なんて先延ばしにしたものです。
大学は結果的に1つの大学しか合格しなかった為、はからずとも経済・経営を学ぶ
ことになってしまい、さっぱりわからなかったな~と思い返します。
就職活動も、ちょうどバブルがはじける前の最後の好調期、売り手市場であり、
「男女雇用機会均等法」が1985年に制定されて数年経っていたために、男女問わず
「内定、いくつもらった?」なんて会話が普通に飛びかっていたのを覚えています。
ここまでは完全に男女平等の世界でした・・・

女子は当時、「一般職」と「総合職」に分かれていて、最初から男性と同等の仕事を
しようと気負わなければ一般職選択もあったのですが、ここまできて甘んじるなどと
いう考えは毛頭なく、当然のように総合職を希望したしたわけです。
大卒女子として外回りの営業職として旅行会社に就職し、同期の大卒男子と
同じようにスタートしたまではよかったのですが、そのうちだんだんアレ?
と思うようになりました。

同期の男子は、トップセールスマン(もちろん男性)と共に顧客を回り、
どんどん仕事をもらって、着々と企画、添乗業務と仕事を与えられこなしていくのに
私といえば、定年間際と嘱託のおじいちゃん上司(スイマセン)について、
最初は顧客をまわったものの、あっさりその上司が退職した後は、グループも解散。
その後、誰も私を指導する上司はおらず、たまに支店長の気まぐれで「市役所をまわって
仕事を取ってこい」なんて言われて一人でひたすら市役所をまわったものです。
事実上の放置でした。

実際、仕事の仕方もセールストークも何もわからず、何も指導もされず
ただ顔を売って、「旅行しませんか?」なんて地道にパンフレット配る日々が
続きました。

1年くらい経ってなぜかVIPクラスのサイパン団体旅行にいきなり一人で「行ってこい」と
言われて出され、初めての海外添乗で、荷物を数えることも知らなかったんです。
そこで私は大失敗をどうもしたらしいのですが、まったく自覚がなかった(笑)
旅行後、支店長や課長が呼び出され、大クレーム&出入り禁止をくらったのは
後から聞いた話、私にはまったくスルー。
「金融機関のVIPの招待旅行に、わけのわからない女の新人をしかも初めて一人で行かすとは
馬鹿にしてんのか!、いったいどんな教育してんだ!大手だからってなめてんのか!」
と、さんざん怒られたらしいです。

そこで初めて彼らは、私を放置してたことに気づいたらしく、「誰かが教育してるんだろう」
という認識から、やっと私はトップセールスマンのグループに入れてもらえ、晴れて指導
を受ける立場におさまることが出来たのでした。
同期の男子に遅れること1年半でした。

それからは仕事漬けの時期でしたが、社内外からのセクハラもあり、「女のセールスマン」
で珍しいからお客様にかわいがってもらったメリットもあったものの、嫌な思いもしました。
男性と肩を並べて仕事をしていくには女性性を捨て、男性化しないとやっていけない。
性格はきつくなっていくし、スタートが遅かっただけに要領が悪いせいもあるけど、
本当に男性の倍仕事をしなければ追いつけない状態。
でも地道に営業した結果、ありがたいことに急に仕事が入ってくるようになり、
膨大な仕事量をこなしながらも充実した日々ではありました。
しかしながら・・・最後は、燃え尽きて心も身体も壊してリタイアしました。
あえなく敗退。

つまり、社会はまったく成熟してなかったのですね。
かれこれ10数年前の話ですが、どこも似たような状況だったようです。

しかしながら更に追い討ちをかけたのが、そんな男女平等教育をたたきこまれ
それなりに社会で成功体験もある、そんな女性が結婚し、出産する。
育児休業制度も今では義務付けされているし、出産などの理由で不当な扱いをすれば
罰則もあるし、制度的にはかなりよくなっているはず、には違いありません。
しかし現実はいかがでしょうか?

自分の子だから自分で育てたい、今しかない子供の成長をちゃんと見たい
今まで走り続けてきたし、出産を機に少し休みたい
夫の帰宅が遅く、家事育児をやれるとは思えない、私が辞めるしかない
実家も遠く、あてにならない、私が辞めるしかない、
今の仕事は出産後も続けられるような仕事ではない

理由はさまざまですが、出産を機に仕事を辞める女性はまだまだ多いです。

でもここで不具合が生じるのですね。
産むことは女性にしかできないことです。これは間違いありません。
また、感情的で神経が細やかで母性もある女性はやはり子育てに向いてると
いえるでしょう。幼い子供にとってお母さんは絶対的な存在です。
地域社会は女性が主役、男性はリタイヤ後の世界です。

私の母世代で、夫が家事育児のサポートをするなんてケースは超レアでした。
もちろん私の世代でも、子供の遊び相手はしたとしても、ご飯をつくるだとか
オムツを替える、食器のかたづけをするなんて全然しない!と嘆く
ママたちの愚痴の言い合いは当たり前の世界です。
もちろんママたちの中には、自分の思い通りに家事をしたいというこだわりが
ある為に、旦那さまに何もさせないという女性側の問題もありますが。

私は、昔も今も家事が大嫌いなので、夫が家事を怠けるとものすごく
イライラします。自分だけが家事をさせられることがどうしても許せないのです。
「だって旦那さんは会社で仕事をしてるじゃない?」
とツッコまれそうですが、私も馬車馬のように働いた経験がある為に、育児が
いかに大変なことかよ~くわかるのです。
私のように10年近く専業主婦をしてても本気でそう思います。
まして、仕事も家事も両立してこられてるママさん、旦那さんよりも圧倒的に
家事時間は長い!これが現実です。

家庭を維持するには、女性が精一杯がんばって我慢してやっと成り立つのでは
ないでしょうか?でもそれができなくなってきて、女性が正直になった結果、
離婚件数もも増えているのではないでしょうか?

私の母世代、ましては祖母世代なんて「おんなは三界に家なし」
女は若いときは親に従い、結婚してからは夫に従い、老いては子に従えと
たたきこまれてますから。
でも、この教え、実社会はそうなんだとある意味、理にかなってはいますよね。
下手に私のように男女平等をたたきこまれて育っても、社会は未成熟だと
軌道修正がなかなかできないです。あれ?こんなはずじゃなかったよね?
先生は教えてくれなかった、みたいな。

女性のウツ病が増えているのも理由は様々なのでしょうが、根っこは同じじゃないかな
と思います。不器用でまじめな女性ほどハマリます。

優しい(けど家事育児はしない)旦那さん、可愛い(けど手がかかる)子供がいて
周りは「お幸せね」と、言ってくれるかもしれません。
でも「そうじゃない!」と、心の叫びをあげているあなた、あるいは心の叫びを
懸命に覆い隠して自分を責め続けているあなた、

誰かの妻、お母さんという立場だけじゃ嫌!
何かをしたい、存在価値を認められたい、でも資格もない、技術もない、
ブランクも長すぎてどうしたらいいかわからない、
周りはとても幸せそうに見えるし、目指すものがある人もいるし、勉強してる人もいる
私には何もない、最初の1歩が踏み出せない

そんな苦しい思いを抱えていませんか?
それは当然の心の叫びです。

それでも先駆者の女性たちの流した悔し涙は、確実に社会を押し上げているのです。
今の子供たちが大きくなる頃は、もっと社会は成熟してるかもしれません。
スーツ姿でベビーカーを押してる若いお父さんたちは確実に増えています。
「あなたのご主人、家事育児しないの?信じられな~い!まるで昭和ねぇ。
生きた化石じゃない?」なんて会話がママの間で普通に飛び交う日は遠くなければいいな~

リラックスしましょう~深く深呼吸して、肩の力を抜いて、
身体をゆるませることによって、必要な情報は入ってきます。
ガチガチに緊張してがんばりすぎているときは変な思考で頭がいっぱいになって
しまいます。
どんな手法でもかまいません。

あなたはあなたのままでいい
変わりたければ変わればいい


昔も今もこれからも、いつでもどこでもあなたは人生の主役なのだから




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テーマ : 生きること
ジャンル : 心と身体

コメント

No title

ちぇりーさん、今回の記事とても興味深かったです。
まあ、家事も育児もしていないと言う意味では共感と言うのはちょっと違うのかも知れませんが、当時の日本が懐かしかったと言う意味で…私は運悪く超氷河期の4大卒女子でしたが、いろんな会社があるもので、押しかけ入社希望の私を面白がって採用してくださって、少しずつ教育もしてもらえて、もしかしたらラッキーだったのかもしれません。後々、バブル期に入社してずっと仕事をしてきた女性の方とお話をしたことがありましたが、業界は違っても皆さんちぇりーさんと似たような経験をされています。ほとんどの方が身体か心の病気を患って仕事をやめざるを得なくなってしまっていたようです。

例の、負けん気の強さでマスコミ的にあまり好感度の高くなかったシェリー・ブレアが、何かの新聞に寄稿してたのを思い出しました。女性であってもバリスターになれる、なってみせるとがんばりぬいて、結婚後は家庭と仕事が両立できることを社会に証明してみせるとバリバリ仕事をして来たシェリーさんは、そういう自分の姿がほかの働く女性の希望や励みになってくれたらとも思っていたそうです。でも、家庭と仕事と言う2つの責任を背負い込むことに悩み始めたとき、自分の考え方はどこか変じゃないか?ただでさえがんばっている女性をさらに追い詰めてしまうことになっていたんじゃないか?と気づいたそうです。それで、その記事の最後で、「自分を切磋琢磨するのは悪いことではないが、ただでさえ女性は男性よりも自己犠牲、自己批判が強くなりがちなのだから、まずは自分を認めてあげることのほうが大切なのではないか。」と言ってました。シェリー・ブレアへの好感度が自分の中でかなり上がりました(笑)。

Re: エリさん

シェリー・ブレアのコメントの件、すごく参考になりました。
教えてくださってありがとうございます。

確かに「男女雇用機会均等法」制定とバブル期がちょうど重なったのと
ジュリアナ東京でお金のある独身女性の元気さがクローズアップされたことから
社会はまだ未成熟にも関わらず、もてはやされて一人歩きしてた感がありますよね。
「みんなやってるんだから」とか「わたしにも出来る!」みたいな。

エリさん、超氷河期の4大卒女子だったのですねぇ。
企業の人事の目はふし穴じゃありませんよ~、将来性ある優秀な人材はちゃんとされるんですよ。尊敬しちゃいます。
それから確実にステップアップされて、イギリスで自活されて本当に素晴らしいです。

心が疲れたら休養をとっていいんです。
なんだかんだいたって、女性にはえもいえぬ底力があるんですから。ね!エリさん


Secret

プロフィール

チェリー郁子

Author:チェリー郁子
岩手県生まれ、群馬、東京、埼玉そして
2009年4月よりロンドン西部在住。
自宅にてセラピー&ヒーリングの個人セッション,キネシオロジー講座を開催しています

キネシオロジーセラピスト
Integrated Healing Practitioner
前島式共鳴気導療法認定ヒーラー
心理カウンセラー

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